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エラーというよりボーンヘッド

今日は読んだ瞬間ずっこけたこの記事から。

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東電:プルトニウム量は未測定、絶対ないとは言えず-福島原発敷地内

3月27日(ブルームバーグ):東京電力は27日昼の記者会見で、福島第一原発の敷地内にプルトニウムがある可能性について、「プルトニウムはアルファ線だが、どれぐらいの量があるかを測定する装置を当社は持っていない」と述べた。その上で、プルトニウムが出ている可能性があるということか、との問いに、 「測定していない以上は、絶対ないとは言えない」と答えた。
  東電は会見で、プルトニウムの有無を分析するための対応について、「今、外の専門機関に出して分析してもらうような準備をしている。準備をしている段階で、まだ出していない」と語った。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aTcS.1D_4BN8
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プルトニウムというのは原爆の材料になるもので、福島原発事故関連で今まで検出されているセシウムやヨウ素などに比べて圧倒的に危険なのだそうです。わたしも、プルトニウムが危険であることは知っていますが、どの程度までなら大丈夫かとかはあまり考えたことがありません。とにかく、漏れないことが前提だと思っております。

福島第一原発の3号機では、プルトニウムを通常より多く含んだ燃料(MOX燃料)を使っているそうです。これまでの報道を見る限り、プルトニウムが検出されたという報告はなかったので、まだ燃料そのものは大丈夫なんだろうと思っておりました。

まさか、測定装置を持っていなかったとは・・・

地震や津波で壊れたわけでもなく、整備不良でも点検漏れでもなく、緊急事態で手が回らなかっただけでもなく、測定ミスでもなく、そもそも測定するすべがなかったとは…

私は原子力発電の専門家ではないのでよく知りませんが、そんなに高い装置なのでしょうか。プルサーマル原発に設置してなかったら、いったいどの機関が所有しているのだろうとさえ思います。

緊急時の対処方法を間違えたというのとは全く違って、平常時にすべきことですから、さすがにこれには愕然としました。

中日の落合監督が以前解説者だったときに、
「エラーは仕方ないがボーンヘッドは許さない」
と言っていたのを思い出します。

「やろうとして失敗した」(エラー)と、「やるべきことをやらなかった」(ボーンヘッド)では、確かにとてつもない差があると思います。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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