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謙虚なくらいがちょうどいい[一般向け]

先日、健康診断にて初めて超音波で内臓を調べました。

昔から異常にくすぐりに弱いので、厳しかったです。
リラックスなんてできるわけないです。

次回やるときは想像しただけで前の晩眠れそうにないなあと思いつつ、本題です。


今日は、「ある作家のホームページ」というWebサイトの「自然科学と技術」→「技術亡国」と入っていったページから。
http://www.geocities.jp/fghi6789/shizen.html#gijutsuboukoku
内容は、第一段落に集約されているように、
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日本人の中には、自国を「技術立国」あるいは「技術王国」などと誇らしげに呼んで得意になっている人が少なからず存在する。だが、その実態は、「物真似立国」または「技術亡国」とでも呼ぶのが相応しいお粗末な状態だ。日本が技術立国であるという考えは愚かな幻想に過ぎない。
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というものです。かなり長くて、第一章と第二章くらいしか読んでいないのですが、内容に納得する部分が多々あったので、いくつかピックアップしてみます。

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(技術亡国という)このような主張に対して、「お前はそれでも日本人か」と激怒している人がおられるかもしれない。しかし、私は日本が憎くて、このような事を言っているのではない。日本の科学技術のお粗末な実態を認めなければ、結局日本人が損をしてしまう事になる。
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日本の科学技術をお粗末と切り捨てるのは言い過ぎとは思いますが、のっけからかなり共感しました。よく経済学者などが、「日本の技術力は世界一だから…」とお題目のように言いますが、一応科学者または技術者の端くれである私からすると、こういうのあんまり好きじゃないんです。技術力って一言でいうけど、とても広範囲ですし、それを実際にやっている人じゃないと分からないこともたくさんあるのに、本当に精通して言っているのかなあと思うことがあります。あまり連発すると、本当に世界一の日本人がうかばれないと思います。

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GDPが大きい
・・・
GDPというのは、企業の経営で例えると売上高のようなものだ。企業の最終的な目標は利益をあげる事であって、売上高はその過程に過ぎない。・・・企業にとって大事なのは、収益性だ。これは国家についても似たような事が言える。
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5年ほど前にドイツに住んでいた時に、「日本人ってGDPの数値から考えられるほど豊かな暮らしをしてないよなあ」とは漠然と思っていました。休暇は一年で2か月近くあるし(研究者はこんなには休まないけど)、コンビニのような店は8時で閉まっちゃうし、日曜日はレストランしか開いてないし。これで日本の方がGDPが低かったらひどい話です。とは、この文を読む前から感じてはいましたが、GDPが必ずしも国の豊かさを示さないことがよくわかりました。

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独善的な技術者
・・・
利権以外で技術評論家や工学部教授などに見られる大きな問題点としては、日本の科学技術関係者の中には社会性に欠ける独善的な人が少なくないという事だ。明石海峡大橋のような超巨大建造物やリニアモーターカーの開発に見られるように、日本の技術者は、橋の大きさや列車の速さといったハードウェアの見かけの数値にこだわり、ソフトウェアの優劣や費用対効果といった面に全然興味を示さない人が少なくない。・・・言わば、「技術のための技術」というような、それ自体が目的になっている場合が少なくない。
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グサッ。
去年の事業仕分けのスーパーコンピュータやロケットの話とも関連しますかね。ただ確かに、費用が大きくなるにつれて、夢以外の具体的な効果を要求されるのは当然でしょう。低予算で頑張っている大多数の研究者にとっても、そうであってくれなきゃ困ります。

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自分のための自己犠牲
日米を比較した場合に日本がチームワークの国のように言われる事が少なくない。だが、それは本当にそうなのだろうか。プロ野球を例にとって、チームワークについて検証を進めていこうと思う。
・・・
斎藤投手が勝利投手になる事はほぼ確実と思われたが、九回表に斎藤投手と交代した救援投手陣が踏ん張りきれずに同点にされてしまった。結局、横浜が延長戦を制したが、「斎藤隆投手を勝ち投手にしてやりたかったでしょう」という質問に「そんな事のために野球をやっているんじゃない」という権藤監督らしいアメリカ的な考えの答えが返ってきた。
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横浜ファンとして、あの頃がなつかしい。
と、それは置いておいて、確かに、勝つためにやっているんですから、そこを間違っちゃいけないでしょうね。そのほか、上司が帰るまで部下が残業する「付き合い残業」もバッサリ切り捨てています。幸い私の職場ではこういうのはないですが、よく聞く話ではあります。経費削減なら真っ先にやめるべきことでしょうが、サービス残業として付き合い残業を半ば強要されたら、あまりに悲しい話です。

もうキリがないのでこのへんで。

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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