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雲の上の人たち

先週末のフットサルの大会で、なんと初ゴールを決めました。

しかも右足のアウトサイドで。

というと聞こえはいいけど、足伸ばしたら当たって無人のゴールに入っただけですけどね。

ともかく、しばらくはチームから追放されずにすみそうだとホッとしたところで、本題です。


今日は「相対性理論から100年でわかったこと (佐藤勝彦 著)」より。

20世紀はじめに完成した2大理論「相対性理論」と「量子論」から話を始めて、最近の素粒子論や宇宙論まで話を進めています。そして単にそれを説明するだけではなく、裏話や著者の考えがふんだんに盛り込まれています。このブログの趣旨で一流の学者が書くとこうなるんだなあ、というのが印象です。とても勉強になります。

私は物理の研究者ではあるのですが、ねじが入るはずのところに入らないとか、何十分もかけて調整ノブを微調して最適化するとか、そんなことを日々コツコツやっている実験屋なので、頭脳勝負の理論屋さんには理論屋だというだけで尊敬の念をいだいてしまいます。しかも素粒子とか宇宙とかは、その中でも最たるものでしょうなあ。正直私にとっては一般向けの書物まで落としこんでもらわないと、理解不能な世界です。ちょっと垣間見れれば、例えるなら料理人の見習いが鍋についたソースの残りを味見するのと同じくらいのことができれば、もうお腹いっぱいです。

相対性理論のいう「動いている時計はゆっくり進む」「時空が内部の物質によって曲げられる」など、そして量子論の言う「ミクロの物質の未来は確率でしか決まらない」などは、普通の人からしてみればついていけない話だと思います。さすがに私は受け入れますけど。しかし、最近の素粒子論や宇宙論では、これら相対性理論や量子論から「素粒子はひも状であることなどを主張する超ひも理論」が生まれ、「私たちの宇宙は10次元または11次元の時空に浮かぶ薄い膜であることを示すブレーン宇宙論」が生まれたそうです。さすがについていけません。付け焼刃で人に話したら、怪しい人かと思われるかもしれません。

ちなみに、やはり素粒子論はとても難しく、「秀才の墓場」とも言われているそうです。とても優秀な学生がチャレンジするけれども、目立った成果が上がらないことが珍しくないそうです。私ごときだったら、お墓にも入れてもらえなさそうです。

それから、宇宙論に関しては「最近の宇宙論は一部の特殊な人たちだけが面白がって好き勝手なことを言っている「オタクの世界」の話にも思えますね。」と苦言も呈されています。何をもってオタクというかで何でもオタクの世界になってしまう気もしますが、物理を追求しているというより、頭脳の品評会的な感じなんでしょうか。

私のような凡人には、素粒子論も宇宙論も実験で確かめられる領域を超え始めているように感じました。確かに、絶対に実証できないような理論を好き勝手言っているのであれば、ちょっとやりすぎな気はします。まあ、天才集団でしょうから、実証方法をひねり出してくるんでしょうけどね。

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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