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炭素恐るべし

出張からの帰り道で、電車の網棚に荷物を置き忘れてしまいました。

無事見つかって引き取ることはできたのですが、秋葉原で見つかったから秋葉原まで取りに行ってくださいとのこと。つくばまで持ってきてくれてもいいのに…

結局翌日に秋葉原まで行ってトンボ帰りしてきました。

つくばエキスプレスならまだいいですけど、これが東海道線とかだったらどうなるんでしょうか?どなたか情報くださいとお願いして、本題です。


今日は、パリティ、Vol. 25 No.08 2010-08, pp. 4-9より。以下、タイトルと要旨のみ、引用します。

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グラフェンを超える

コスチャ・ノボセロフ (神田晶申 訳)

2004年に初めて単離された原子1層の厚さの炭素シートであるグラフェンは素晴らしい性質を持ち、基礎物理学の分野に多くの新発見をもたらした。その化学的な”いとこ”にあたるグラファンでは、もっとびっくりすることが起こるかもしれない。
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炭素原子1層でできたシートに関する話題です。鉛筆の芯に含まれる黒鉛はグラフェンと呼ばれる炭素のシートが積み重なってできているそうですが、この一層分だけを取り出す技術が2004年に発見されたそうです。しかも、粘着シートで劈開するという、単純な方法なのだそうです。

グラフェンは強度が強くて電気をよく通し、光も透過して化学的に不活性など、いろんな特長があるようで、さまざまな応用が期待されているそうです。

電気を通しすぎる場合があるそうですが、水素を結合させると絶縁体になって電気を通さなくなるそうです。この絶縁体シートをグラファンと呼ぶのだそうです。

これらに加えて、もし導電体と絶縁体の中間的な特性をもつ材料が開発できれば、新しい電子デバイスが作れるのではないかと論じられております。既存のデバイスとは違ったものができそうな気がしますし、周期律表に載っている元素の約半分が使われている既存の集積回路が炭素に置き換われば、資源という観点からも効果は大きいでしょう。尖閣諸島の問題で中国に輸出を止められたと言われているレアメタルがなくても電子デバイスが作れるということになるのでしょうか。もっとも、既存の半導体デバイスはとても高度に発達しているだけに、これを完全に新しいものに置き換えるのは、とても一筋縄で行く仕事とは思えませんが、未来のことはわかりませんから、期待してみてみることにしましょう。私はこの分野にはほとんど馴染みがないですが、日本の炭素に関する技術が高いというのはよく耳にします。

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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