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現代物理とオカルトは紙一重か?

お花見でキャッチボールをしていたら、

「ほら、肩が上がってないだろ?おっさんになるとああなるんだよ。」

と、影で友達が中学生に解説していたそうです。

自分の中では完璧なフォームだったのですが…

さて、本題です。

今日は「量子力学が語る世界像」(和田純夫著、講談社ブルーバックス)から。

初版が1994年ですから、もう16年ほど経っていますけど、量子力学の解釈のひとつ、「多世界解釈」について分かりやすく解説されております。ざっくり言えば、いくつもの世界が同時進行していて、今目の当たりにしている世界はそのうちの一つに過ぎない、ということでよろしいのだと思います。いかにもSFのネタになりそうな話です。物理学の世界で、主流派というわけではなさそうですが、大真面目に考えられているようです。

「ドラゴンボール」のなかで、人造人間に滅ぼされかけていた未来の地球からやってきたトランクス君を思い浮かべますが、多世界解釈は決してSFやマンガに出てくるような別の世界への移動を肯定する理論ではありません。本の中では、「修復不可能な痕跡が残るとお互いの世界が干渉しない」という言い方がなされていたと思います。要するにたくさんの世界があったとしてもお互いに影響しあわないということでしょう。何言っているのか分からないと思いますが、興味のある方は本を読んでください。

で、私がどう思うかというと、ただ騙されやすいだけなのかもしれませんが、割とすんなり受け入れられます。そもそも量子力学の創始当時から語り継がれている解釈(コペンハーゲン解釈)が、日常とはかけ離れてますもん。物体の場所は特定出来ず確率でしか表現出来なかったり、観測すると確率を決めている波が突然収縮したり…。痕跡が残ると干渉しなくなるという、私からするとそのまま天下り的に受け入れるしか仕方がない不思議なことが起こるのは、どちらの解釈でも同じですし。コペンハーゲン解釈の受け入れがたい部分を修正し、通常ミクロの世界を記述している量子力学をマクロの世界にも適用しようと考えたら、SFっぽくなってしまった、というところだと思います。

こういうのをみると、科学といえども、物理といえども結局はその人の主観なんだな、と改めて思います。

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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