スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

重力波は歌う その2

浅草でこんな看板を見かけました。写真をアップできないのが残念ですが。
----------
「暴力、たかり、スリ、娼婦」が多くなっています。
発見したらすぐ「一一〇番」をしてください。
           浅草警察署
           浅草ひさご通り商店街
----------
娼婦って・・・面白い所です。

さて本題です。

今日は「重力波は歌う」(ジャンナ・レヴィン著、田沢恭子・松井信彦訳、早川書房)の第1章(ブラックホールの衝突)。いわゆる序章です。

重力波というのは、よく「時空のさざ波」なんて言われます。すごく質量が大きいけどどこかの都市の大きさしかないブラックホール2つが衝突するとき、最後の数秒間に互いの周りを数千回も周回して時空をかき回し、やがて1つのブラックホールになるのだそうです。このとき太陽の10の21乗個分のエネルギーを放出するのですが、光としては現れず、時空を揺るがす波として伝わり、それが重力波とのことです。詳しいことは、私が説明するより、http://gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp/plan/aboutu-gw あたりを参考にしてもらうのがよろしいかと思います。

この本では、重力波のことを「音」と表現しています。なるほどなと思います。よくイメージするような光学的な望遠鏡では観測しようがないですから。ブラックホールが発した音自体はおそらくとんでもなくデカイのですが、地球に届く頃には「地球1000億周分の距離を髪の毛1本分の太さにも満たない幅だけ伸縮させる変化」になってしまうのだそうです。こんな僅かなものを観測しようというのだから、すごすぎて訳わかりません。LIGO(ライゴ)と呼ばれる装置(というか観測所ですが)は1辺4 kmのL字型(写真)。総費用は10億ドル以上。しかし、この装置を元からデカく作ろうと思っていたわけではなく、第2章に出てくるライナー・ワイスさんが最初に作ったものは意外と小じんまりとした1辺1.5 mのものだったそうな。

この手のビッグプロジェクトって、偉い先生が巨額の予算を取ってきて、人を集めてきて組織して、計画を遂行する、って感じだと思っていましたが、少なくとも初期の頃は違っていたようです。第2章では、ライナー・ワイスさんの紹介と共に、その辺りのことが出てきます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

重力波は歌う [ ジャンナ・レヴィン ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2017/1/8時点)




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

重力波・ブラックホール [ 日経サイエンス編集部 ]
価格:2160円(税込、送料無料) (2017/1/8時点)




気に入っていただけたら1クリックを
にほんブログ村 科学ブログへ

スポンサーサイト

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
気に入っていただけたら1クリックを
人気ブログランキングへ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。