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膜で情報処理?

車で走っていたら鳥の大群が空を舞い、雨のようにフンを降らせていきました。

フロントガラスについてしまったフンを洗浄液+ワイパーで流そうとしたら、これがまた左右のワイパーがどちらもギリギリ届かないところにある。

ホント、こういう細かいところはツイてないんです。

それでいて、今年はつくばとロンドンに半分ずつ住んでいながら、大地震にも大暴動にもあっていないんだから、大きいところではツイているんです。

鳥の糞がついていようが心穏やかに、本題です。


今日はPhysics Updateの” A classical oscillator takes the sideband route to the quantum ground state”から。
http://www.physicstoday.org/daily_edition/physics_update/a_classical_oscillator_takes_the_sideband_route_to_the_quantum_ground_state

ミクロの膜の振動のエネルギーを極限まで減らしていき、その結果、エネルギーが最低の状態と2番目に低い状態のどちらかにいるような状態が作れた、ということでおおよそよろしいのではないかと思います。そして、振動数が今までのものよりも小さいというのがウリなようです。不思議なもので、最低のエネルギーが1で2番目に低いエネルギーが2だとしたら、それらの間のエネルギー(たとえば1.5など)は取りえないというのが知られています。

こういったミクロの世界を記述する量子力学の性質を利用して、情報処理を行う研究が近年盛んにおこなわれています。量子コンピュータとか、量子テレポーテーションとか、いかにもすごそうな名前がついています。

この辺の詳細の話は私が説明するよりもっといいものがWeb上に転がっているはずなのでここではしませんが、今回取り上げた研究は将来的に情報処理のストレージに使われるかもしれないとのことです。いろんな高度な技術を駆使しているとはいえ膜を振動させているだけですから、「なんのこっちゃ?」と思えるでしょうが、まあ不思議なものです。ミクロの膜を作って振動させることが将来の期待を負うわけだから、どんな技術が有用になるかなんてなかなか想像がつかないものです。

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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