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どこからともなく聞こえる音?

スズランテープ」をご存知でしょうか?

よく本を廃品回収に出すときなどに使う、ビニールのひものことです。

この用語が全国区ではないようです。妻に通じませんでした。

「それは厚木でしか通じない」とまで言われました。

「じゃあ何ていうの?」と聞いたら「段ボールくくるひも」

あまりにそのまんま過ぎて単語じゃないだろうと思いつつ、本題です。


今日はPhysics TodayのPhysics Updateに載っていた”Soda cans focus sound to subwavelength spots”(ソーダの缶で音を波長の1/10程度のスポットに集める)から。
http://www.physicstoday.org/daily_edition/physics_update/soda_cans_focus_sound_to_subwavelength_spots

専門用語で回折限界と呼ばれますが、伝搬する波を集めようとしても波長程度までしか絞ることができないことが知られています。たとえば虫眼鏡を使うと光を一点に集められそうなものですが(実際理科の教科書には一点で集まるように書かれていたと思う)、どんなに良い虫眼鏡を使っても光の波長(1ミクロンくらい)をずっと下回るようなサイズまでは絞ることはできないのです。この回折限界を打破するものとして、物のまわりにまとわりついて伝搬しない近接場光というものが研究されています。今回は、波は波でも音に関するネタです。

なんと、ソーダの空き缶を並べて、音を波長の1/25まで集めたというのです。「時間反転の原理」なるものを用いているのだそうですが、私は詳しく知りません。普通は一点から発した音は全方向に広がっていくけれども、時間を逆転させて全方向から一転に向かうような音場を作れるということなのでしょうか。

このホームページの下の方にある動画を見る限り、ある狭い領域に音が集まってきて急激に大きくなるようです。この領域のなかでは聞こえるけど、そこから外れると聞こえないような音なのでしょう。不思議なものです。また、実際聞いたときどう聞こえるのか、気になります。たいていの音はどこかの方向から聞こえるものですから、全方向から聞こえる、もしくは方向の分からない音というのはどんなものなのか、聞いてみたいものです。

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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