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周波数が違うだけだけど

一か月も更新が開いてしまいました。どうもすみません。またちょくちょく更新することにします。

さて、ついにおじになりました。

おそらくクマおじさんと呼ばれることになるでしょう。

私は昔から子供とお年寄りには人気があるのですが、この子の場合もそうであってほしいと願いつつ、本題です。


今日は、パリティ Vol. 26, No. 04, 2011のpp. 42-43に載っている「テラヘルツギャップにおける発振出力の新記録」というニュースから膨らませていこうと思います。

ここでいうテラヘルツというのは、光よりも周波数が低いがマイクロ波よりも周波数が高い領域のことで、最近よく耳にします。これまで光もマイクロ波もたくさん研究されてきたけれど、それらの中間のテラヘルツは扱いが難しく、適切な電磁波源もなかったのだそうです。

この記事の内容は要するに、「2つの周波数の光を非線形結晶の中で混合させると異なる周波数のビームがでてくるという非線形光学効果を利用し、適切な周波数差の赤外レーザーを使ってテラヘルツのビームを発生させた。」「必要なすべての光混合素子をレーザー共振器の内部に設置することにより、出力の新記録を達成した。」ということです。

光だろうがマイクロ波だろうが電磁波であることには変わりないのですが、確かに扱いがかなり違います。マイクロ波だったら導線を伝っていくし、電気回路を用いて信号処理できることになります。それに対して光だったらガラスでできた光ファイバーを用いて導波させ、鏡やレンズなどを用いて処理することになります。マイクロ波領域なら測れていた電磁波の周波数が光でも測れるようになったことで5年ほど前にノーベル賞が出るくらいだから、やはり両者の技術的な違いは大きいと思います。

テラヘルツの領域だとどうなんでしょうか?詳しくは分かりませんが、また違ったものを用いて導波させたりするのでしょうか。とにかく、周波数が違うだけでも、まったく違う技術が必要になるんだろうとは想像できます。

ちなみに、こう書くとマイクロ波の扱いが簡単なように見えるかもしれませんが、そんなことはないと付け加えておきます。高度な技術が要求されることは変わらないし、動作の安定性の高さなど他の電磁波にはない重要な長所をもっていると思います。

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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