早く帰ろう

ハロッズ(ロンドンのデパート)で、”Where is Burberry?”と尋ねたら、床屋に連れて行かれそうになりました。

英語の発音が悪いのか?こいつにバーバリーはねえだろうと思われたのか?

どちらにしろ、わたしには相応しくないようです。


さて、本題です。

早いもので4カ月に渡ったイギリス滞在も明日で終わり。名残惜しいですなあ。

さて、仕事に関してイギリスと日本で何が一番違うかというと、やはり労働時間でしょう。私は多分運が良くて、大学院生時代から数か所のポスドクに現職まで含めて、ひどい長時間労働を強要されたことがなく(ボスや上司に感謝です)、日本の研究者としてはかなり労働時間が短い方だと思います。そんな私が見ても、この研究所帰るの早いなあと思うわけです。実際、5時過ぎたあたりから人がいなくなっていくし、9時くらいまで実験して帰ろうとしたら廊下は真っ暗で門は閉まってるし。金曜日はもっと帰宅が早く、さらに言えば金曜日を休みにできるオプションまであるそうです。

別に仕事が暇なわけではないのです。きっと、そういうやり方が染みついているというか、スタンダードになっているのです。具体的には、

1.無駄なデータを取らない。

たいていの場合は測定開始までにかなりの労力を割きますから、データが取れ出すと、いろんな条件を変えて大量のデータを取っておきたくなります。必要になるかもしれないし、後になってあのときデータを取っておけばよかったと後悔したくないと思うわけです。しかし、少なくとも私がついた研究者は違っていて、使う可能性の低いデータは無駄。後で必要になるかもしれなくても、それに費やす時間が無駄だと考えるようです。私もそういう所に労力をつぎ込むくらいなら家に帰った方が良いとは思うですが、より徹底していると思います。

2.勤務時間内にできないなら、それは「時間がない」ということ

日本的に考えれば、ちょっと残業すればこっちの仕事も平行してできるじゃないかと思えることでも、「時間がない」「マンパワーがない」と堂々と言います。そして、それで周りが納得します。「おまえいつも5時で帰ってるじゃないか」なんて、言いそうな雰囲気がありません。

3.明日できることは明日やる

私のモットーのような言葉ですが、ここの人たちには負ける気がする(勝ち負けの問題か?)。やっぱり私も生粋のジャパニーズだからなあ。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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