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月のおかげ

先日、スペインで大きな地震がありましたね。

実は、この日にイタリアのローマで大地震が起きると予想した人がいたらしく、ローマ在住の人の多くが結構本気にしていたという、嘘のようなニュースがあったのですが、ご存知でしょうか?
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-13356228

当たらずと言えども遠からずといったところか・・・


さて、本題です。

今日はPhysics Todayの記事”Dry ice on Mars”(火星上のドライアイス)より。
http://blogs.physicstoday.org/update/2011/04/dry-ice-on-mars.html

題名の通り、火星の極付近にあるドライアイスのお話ですが、私が驚いたのは、火星の自転軸は地球のそれに比べるとかなり大きくふらつく(10万年から100万年の間に数十度)、しかも、その理由が火星には地球における月のような大きな衛星がないからだ、というのです。自転軸のふらつきによって火星の極では温度が激しく変化し、複雑なドライアイスの層が出来上がったのだそうです。

地球儀見てたら、軸がふらつくなんて思いませんものねえ。月のおかげで潮の満ち引きがあるのは常識としても、地球の自転軸の安定にも貢献しているとは考えたことがありませんでした。自転軸が傾くとドライアイスが気化して、火星の気圧が2倍くらい変わると推定されているようです。ちょっとした事が違うだけで、地球が現在のような状態とは異なる状態になっていたかもしれないと思うと、少し感慨もあります。

火星の周囲を回る人工衛星(Mars Reconnaisance Orbiter)からレーダーを当てて屈折率の違いを測って、ドライアイスを確認しているそうです。100億光年も離れた星を研究するのも謎だらけでしょうが、近くの惑星も謎だらけなんでしょうね。宇宙は研究ネタが尽きなさそうです。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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