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長い目で見れば歴史的価値

予備校講師をやっている高校時代からの親友がいます。そんな香川先生がやっているpodcasting mathematicsのイントロが素晴らしいので紹介します。

http://podcastingmath.cocolog-nifty.com/blog/

僕にはこういう才能ないんだよなあ。

受験生ではないのでさすがに内容部分は全部聞いてないですけど、面白くて分かりやすそうです。昔から話術が巧みだったし。

思わずアマゾンでテキストを買いそうになるのをこらえつつ、本題です。


先週末にロンドンの博物館3つ(大英、自然史、科学)を巡ってきました。でかすぎて、とても全部は見切れませんでした。どれも見せ方がうまいなあ、と思いました。決して派手な演出をしているわけではないんですけどね。価値のあるものをありのまま見せている感じが、逆にいいんでしょうね。

3つの中で一番マイナーであろう科学博物館には、昔の実験装置がそのまま展示されていてなかなかおもしろかったです。ファラデーが電磁誘導を発見した時のコイルなんてものもありました。1831年ですと。

いろいろあるなかから、世界で初めて1秒の定義するために使われた原子時計(1955年)について書いてみようと思います。詳しい説明はほかに譲るとして、写真を参照しながら見た目だけの話を。長さは約1.5 mで金属製の棒のようなもので構成されていました。中央に筒があってその中をセシウム原子が通り、入口付近と出口付近で電磁波が照射されるようです。その周りをコイルが取り囲んでいます。

もう動かないだろうし、今はずっと精度の高い時計がありますけど、やっぱり歴史的に重要な代物でしょう。それまで天体観測に基づいて1秒が決まっていたのが、原子という、物理学者が扱うものに置き換わったときの時計ですからね。現在の定義となっているセシウム原子から他の原子に代わる可能性があるそうですが、どっちみち原子であることには変わりないですからねえ。やっぱり展示の原子時計の歴史的価値は高いのだと思います。

重要な実験装置を博物館に展示するのは、とてもいいことだと思います。現在のたいていの実験装置は公金をもとに作られていますから、一般の方々に還元するという意味でも重要だろうし、やってる研究者も扱っている装置がそのうち博物館行きかもしれないと思うと、少し気持ちも違うんじゃないでしょうかね。言うほど簡単じゃないでしょうね。長~い目でみないと、保管するだけでも大変でしょうし。それに一個だけあってもダメ。ある程度数がまとまらないと、迫力が出ませんもん。

セシウム原子時計

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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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