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もしも社長になったなら

岐阜の高山で猪用のオリにかかったクマを逃がそうとした市職員がクマに襲われて重傷を追ったようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100818-00000028-maip-soci

住民の要請を受けて一人で逃がそうとしたそうですが、市の職員も命がけですなあ。

今ひとつ状況が分かりかねますけど、いくらクマっぽい私でもこれは無理です。

もう二度と人里に下りてくるなよと願いつつ、本題です。


今日は、「技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (出川通)」より。

大企業からのスピンアウトなどによって開発ベンチャーを立ち上げる際に重要なことについて、著者の経験を元に語られています。

ただの研究員の私がなんでこの本を読んだかというと、物品購入先の業者の方などの中に、たまに「この人が社長なら、オレにもできるんじゃねえか?」と思わせてくれる方に出くわすからです。失礼な言い方ですけど、実はすごい人なのか、私でもできそうなのか、まあ、とりあえず読んでみようかと。

研究開発のベンチャーというと、特許をとって、それを元に大企業がやっていない独自の商品を開発して一発当てて億万長者、を狙っているところが多いのかと思っていましたが、あまり規模を追わずに大企業の製品開発を請け負うベンチャー企業というのがあるらしいです。アメリカだと東海岸に多いのだとか。なるほど、そういうやり方があるんだと思いましたが、当然、技術も特許も他が持っていないものを持っていないといけないのでしょうなあ。現状では私には厳しいかなあ。まあ、とりあえず頭に入れておけば、チャンスが掴めるかもしれません。

ちなみに、研究と開発ではベクトルが違うと本に書かれております。簡単に言ってしまえば、シーズを探し求める研究は発散型、シーズを集めて製品を作る開発は収束型。当然といえば当然でしょうけど、間違いやすいのでしょう。研究をしている身としては、なんとか人のやってないことを見つけて論文を書こうとしますから、やはり自然と発散型なんでしょう。大学発ベンチャーなどに挑戦する方々は肝に命じた方がよさそうです。(と、私に言われたくもないでしょうが)

その話で行くと、日本の開発ベンチャーC社のH社長が書いた箇条書きの技術経営戦略というのが少し興味深かったので引用します

**************************
・ハードだけ、ソフトだけのノウハウは、短時間にコピーされる。

・大部分は汎用技術および装置を採用してコストダウン、要所に独自装置および独創を加える。

・だれにでもできるものは人件費が勝負、価格競争になると開発費が出ない。

・成功率が低い(50%以下)ものほど開発向き、異分野技術の融合で成功率を上げる。

・90%の汎用技術+10%の独創技術→できるだけ開発を避け、既存技術主体の組み合わせを選択。
***************************

「汎用技術を使いまくりながら他の出来ないことをやれ」と、矛盾したことを言っているように思いますが、事業としてやる以上はなるべくローリスクにして、ハイリターンを取ることを目指さなければならないわけで、それ自体が矛盾しているともいえます。これを成し遂げる鍵が異分野にあり、異分野との融合で独自開発を極力避けながら成功率50%以下のものを成功させる、ということなんでしょう。

で、私にできるかなあと考えていたところ、妻の「あなたには無理だと思うよ」の一言で、「そうだよなあ」と思ってしまうのであった…

いつも以上にグダグダですが、
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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