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謎のテレビ

本場イングランドでサッカーをしました。これで私もイングランド仕込みです。

ど素人には入りにくいということもなく、楽しかったです。ごく普通に天然芝というのもすばらしいと思います。

ここでサッカーに関する英語の豆知識を。

例えば、華麗なターンで相手をかわしていった場合、日本だと「うまい」などと言いますが、イギリスだと”lovely”と言うようです。

辞書を調べると、「(女性が)きれいだ」という意味で使われることが多いようですし、なかなか生粋の日本人には出てこない表現です。もっとも英語のニュアンスが日本人に分かりづらいからなのか、フィジカルの激しいイングランドサッカーでは本当に女性的なプレーに見えるのか、よくわかりませんが。

気に入っていただけたら、サッカーを見ながら使ってみてください。


さて、本題です。

ロンドンにいるとプライベートで見たいものが山ほどあるので、本題の情報収集をサボっております。(申し訳ありません。こぼれ話ならたんまり溜まっているのですが。)そんな中で、今日はアパートのテレビのお話を。

今滞在しているアパートは、個室+バス、トイレ、キッチン共同という形態になっています。こちらに来てから一カ月弱くらいだったと思いますが、共用の廊下にテレビが転がっているのを見つけました。

「しめしめ、これでテレビが見れるぞ」と、テレビを部屋にもっていきケーブルを接続して、見てみました。映りはするのですが、画質が悪く、たまに音にも雑音が乗りました。そして不思議なことに、ケーブルの壁側のコネクターをはずしても、画質はより悪くなるものの、映りはするのです。

明らかに壁のコネクターに信号が来ていないと思い(実際壁にバツ印が書いてある)、文句を言おうと、大家が来たときにテレビをつけて見せたら、まあきれいに映ったこと・・・(時間帯にもよるみたいなんです)。どういうわけかテレビの位置や角度を変えると映りが変わるので、画質の悪いときにはそうやって対処したり、見るのを諦めたりしました。

まあテレビも古いし、拾ったものだし、仕方ないのかなあと思っていたある日、あることに気付きました。

ケーブルの壁側のコネクターをはずすと、画質が悪くなるにしろ映りはするのに、テレビ側のコネクターをはずすと、全く映らなくなるのです。

ケーブルの先がアンテナとして機能しているってこと?

そう思い、テレビ側のコネクターを接続し、もう一方を手に持って探ってみると、たしかに映りのいい場所と悪い場所があるのです。調べた結果、映りの良さと置きやすさの両面から、壁のコネクタボックスの上にそっと置くのが一番良いことが判明しました。

こんな感じで。

DSCN1769_convert_20110428075129.jpg

壁まで信号が来ていないが、それでもケーブルの先端がアンテナとして機能してテレビが映っているということで、間違いないのでしょう。不可解なことってのはあるものですなあ。

でも、今日のレアルマドリード対バルセロナ戦はケーブルをちゃんとつないだ方が映りがよかったなあ。もう、なんだか分かりません。

それにしても、今日のメッシはラブリーだった。(この使い方であっているのだろうか?)
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「ゲーマー=兵士」になるのか

先日妻が親知らずを抜いたのをみて、私がドイツで親知らずを抜いた時のことを思い出しました。

抜いたところまではよかったのですが、そのあと処方されるはずの化膿止め(?)をくれなかったんです。数日たって傷口にバクテリアが入り込んだらしくエラいことになりました。

痛くて口もほとんど開けられず、1週間水飲むのも辛く、げっそりと痩せました。

ドイツ人の同僚は

「日本から来たときは相撲レスラーみたいだったのに、こんなにスリムになっちゃったんだ」

とアメリカから来た友人に話しておりました。

かわいがられてたのやら馬鹿にされていたのやら・・・

かわいがられていたことにして、本題です。


今日は、日経サイエンス2010年10月号pp.38-46,
「ロボットが変える戦争」 P. W. シンガー  より
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1010/201010_038.html

軍事用のロボットがこのところ急速に進化して、実際に戦争でも多用されるようになった、という話です。

遠隔操作で、自国にいながら地球の裏側を爆撃することなどができるようです。イラストにはプレステのコントローラのようなもので操っている絵が描かれております。こうなると、日本は技術はさることながら凄腕のゲーマーがたくさんいるでしょうから、無茶苦茶強いんじゃないでしょうか。

もうここまでくると、戦争は止めてゲームで決着付ければいいんじゃないかと平和主義者の私は思ってしまいますが、そうはいかないんでしょうねえ。

それから、「ビッグドック」という軍事ロボットがイラスト入りで紹介されていますが、Youtubeに「変なロボット」というタイトルで転がっている画像(http://www.youtube.com/watch?v=YP3IAt_lJXI)がそうなんじゃないかと思えます。非常によく似ていますし、画像の右下のBoston Dynamicsというのはビッグドックを開発した会社だそうですから。この画像からは今ひとつ凄みを感じず、ネット上では変だとか、気持ち悪いとか言われておりますが、車輪やキャタピラで進めないような急傾斜や凸凹道、岩場、ぬかるみ、雪道などを、数百キロの弾薬や補給物資を背負って踏破出来る優れものなのだそうです。

その他いろいろ興味深いことが書いてあるのですが、「複雑化する現実」と題して未来の戦争について危惧した部分について、いくつかピックアップして引用します。

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危険な戦地から生身の兵士を遠ざければ、開戦は容易になり、戦争に対する見方すら変わっていまいかねない。例えば、米国は無人機のプレデターとリーパーによるパキスタン空爆をすでに130回以上行っているが、これは10年前、コソボ紛争の初期に有人飛行機で行った空爆の3倍以上の回数だ。しかもコソボ紛争の時と違って、パキスタンでのロボット空爆は議会で議論されることもなく、マスコミ報道もほとんどなかった。重要なことは、私たちはかつて「戦争」と呼んでいた行為に、社会的な論議もなしに踏み込んでしまっているということだ。
************

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リモコンでできる戦争は、過去5000年間変わらなかった戦争の実態を変えた。朝起きて、車で出勤し、コンピューターの前に座ってロボットシステムを操作し、1万1300km離れた反政府勢力と戦う―――そんな兵士が増えつつある。その日の「交戦」が終われば車で帰宅し、「20分もすれば夕食を囲んで子供たちとおしゃべりしている」と、ある米空軍将校は語る。一日のうちで最も危険なのは戦場で戦っている時ではなく、帰宅のため車を運転している時だ。
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ちなみに、クマブログをやっている私だけでしょうが

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人気小説「クマのプーさん」の作者A. A. ミルンは、飛行機を戦争に使うというアイデアを提唱した1人だ。
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も、非常に気になります。

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枯れた技術の重要性

マスコミは未だにダンマリしていますが、宮崎で口蹄疫の被害が大変な事になっております。

ヒトやクマには感染しないようですが、牛や豚に猛烈な勢いで感染していくそうです。

私が勝手に決めさせて頂いた世界三大豚料理である酢豚、カツ丼、シュバインスハクセ(ドイツ料理)や明治ブルガリアヨーグルトなど、大好物が多いです。

牛さんや豚さんにはこれからもお世話になりますから、何とか終息してほしいものです。


さて、本題です。

今日は、日経サイエンス2010年5月号pp.108-113から。
http://www.nikkei-science.com/page/magazine/1005/201005_108.html
以下、タイトルとkey conceptsを引用します。

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燃費はもっとよくなる-高効率エンジンへの道

B.ナイト(ホンダR&Dアメリカ)

"成熟技術"に進歩の余地あり

・自動車エンジンのハードとソフトを変えれば、燃焼効率はずっと良くなる。
・米国では、近く導入される米環境保護局(EPA)による温室効果ガス排出に関する新規制と、米運輸省による新燃費基準によって、乗用車とSUV(スポーツ多目的車)、ピックアップトラックの効率は2012年から2016年にかけて年率4.4%の向上を迫られるだろう。その後は、おそらくもっと大きな改善が必要となる。
・エンジンの主なエネルギー損失は無駄になっている熱とエンジン内の摩擦だが、ガソリン直噴や可変バルブタイミング、気筒休止などの技術によって、これを減らすことができる。
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ガソリン自動車の燃費に関する話題です。燃費がいいに越したことはないですから、地球温暖化の真偽についてはとりあえず置いておきましょう。

現在のガソリンエンジンは効率のよいものでも燃料の化学エネルギーの20-25%を仕事に変えるだけだそうで、これがディーゼルやガソリン・電気のハイブリッドになると25-35%になるそうです。昔ながらのガソリンエンジンの方が劣っていますけど、コストを考えれば決して負けていないし、何よりガソリンエンジンにはまだまだ改善の余地があると言えます。そして、実際に今まで年率1.4%の割合でエンジンの燃費が向上しているそうです。また、アメリカの新基準では、2012年から2016年まで大部分の車で年率4.4%の向上を求めているようです。

ハイブリッド車や電気自動車などの新コンセプトの自動車がマスコミなどで大々的に取り上げられていますが、従来のガソリンエンジンだってまだまだ捨てたもんじゃない、実際メーカー各社で必死に開発しています、ということです。ただ、電気自動車ではエネルギー源をガソリンから電気に置き換えるという、分かりやすい派手な変革が行われる一方で、ガソリンエンジンの改良は「ガソリン直噴」「カムレスの連続可変タイミングバルブ」などなど、なかなか一般には分かりづらいものが多いです。一件あたり数%の燃費改善ですから、どうしても地味な印象が拭えません。

しかし、著者の方がおっしゃるように、長い時間をかけて培ってきた技術やノウハウはとても大事だと思います。私は自動車については素人同然ですが、研究開発の現場にいて、「えっ、こんなちょっとしたことにノウハウが有るの?」っていうことは、意外に多いものです。自動車は細かい技術の積み重ねでしょうから、もっと多いでしょう。もちろん、短期間にあっさりと新技術と入れ替わることは多々ありますけど、成熟した「枯れた」技術が当初の予想よりも重要であり続けることだって、よくあることだと思います。「ガイアの夜明け」「ワールドビジネスサテライト」「プロフェッショナル…なんとか」(もう終わりましたっけ?)などでなかなか取り上げてもらえなくなるでしょうけど、頑張って頂きたいものです。

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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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