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なんでもんじゅは続行なの?

先日、シュノーケル用のフィンをはこうとしたら、人生初のぎっくり腰をやってしまいました。

しかも海外で。

幸い軽くて、荷物を引いて歩いて帰ってこれましたが、突然のことなので、恐ろしいものです。

最近は「ぎっくり腰にならないように」と言いながら、ゆっくりと起き上がることにしています。


では、本題です。

今日は、産経の記事から。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110825-00000017-san-l18
以下、引用です。

*******************
もんじゅ 復旧作業の着手了承 原子力機構 福井

■検討委“お墨付き”

日本原子力研究開発機構は24日、敦賀市内で外部有識者による検討委員会の第4回会合を開き、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で6月末に実施した炉内中継装置の引き抜き作業や分解点検結果などを報告した。野口茂雄・敦賀本部長代理が冒頭で「来週にも復旧作業に着手したい」と述べ、会合後、委員会は、復旧作業の着手について了承した。
原子力機構は、中継装置内を通る燃料交換用の台座を回す軸の接合部分のピン1本(直径12ミリ、長さ8センチ)が断裂していたことをあげ、「断面は押しつぶされた状態で破片が生じた痕跡は認められなかった」と説明した。
また原子炉容器の底にある中継装置の筒型台座「下部ガイド」について「装置の傷などを比較して、装置落下時に接触して損傷があったとは考えられない」と報告した。このほか、装置の部品すべてが回収できたことや上ぶたの一部の再利用などの解説を行った。
福井大付属国際原子力工学研究所長の竹田敏一所長は「引き抜き作業では要望内容を着実に反映できている。今後の復旧作業も時間をかけて確実に実施してほしい」と話し、委員会は作業の着手に“お墨付き”を与えた。
***********************

どうも解せない。

動かせば電力を供給してくれる原発が停止されたり再稼働できなかったりしているのに、なぜ動かしても電力を家庭等に供給するわけでもなく、しかもまだ実験段階のもんじゅを再開するのだろう?

危険性から言ったら、普通の原発(軽水炉)よりもんじゅ(高速増殖炉)の方が高いはずなのに。

もっとも、この記事には「復旧作業の着手を了承」と書いてあるわけで、再稼働するとまでは書いていませんけど。しかし、復旧と言ったら、普通は動かすということですよね。いかにも偉い人たちの言いまわしな気がします。

「炉内中継装置の引き上げ作業」は知らない人も多いはずなので、この記事を読んでも何のことやらよく分からない人が多いと思います。簡単に言えば、約1年前に炉の中に装置を落っことして、抜けなくなってしまったのです。それを今年の6月に引き上げることに成功したのです。

落とした当時は「もんじゅ生殺し死亡宣言」のようなことをいう人もいて、絶望的なのかと思いましたけど、無事に引き抜けたようで良かったです。現場の技術者の努力の結果なのでしょう。しかし、

「落とすなよ」

ぐらいは言わせてもらいたいです。

また、記事を読む限り、引き抜いた装置を観察しただけで炉の中に異物も損傷もないと結論付けているように思えます。炉の中はちゃんと調べたのでしょうか?炉の中は不透明なナトリウムで満たされているらしいですが。

再稼働させて重大な事故でも起きたら、中国の鉄道事故に何も言える筋合いはないでしょう。

そんなメンツみたいなのはどうでもいいか・・・

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エラーというよりボーンヘッド

今日は読んだ瞬間ずっこけたこの記事から。

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東電:プルトニウム量は未測定、絶対ないとは言えず-福島原発敷地内

3月27日(ブルームバーグ):東京電力は27日昼の記者会見で、福島第一原発の敷地内にプルトニウムがある可能性について、「プルトニウムはアルファ線だが、どれぐらいの量があるかを測定する装置を当社は持っていない」と述べた。その上で、プルトニウムが出ている可能性があるということか、との問いに、 「測定していない以上は、絶対ないとは言えない」と答えた。
  東電は会見で、プルトニウムの有無を分析するための対応について、「今、外の専門機関に出して分析してもらうような準備をしている。準備をしている段階で、まだ出していない」と語った。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&sid=aTcS.1D_4BN8
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プルトニウムというのは原爆の材料になるもので、福島原発事故関連で今まで検出されているセシウムやヨウ素などに比べて圧倒的に危険なのだそうです。わたしも、プルトニウムが危険であることは知っていますが、どの程度までなら大丈夫かとかはあまり考えたことがありません。とにかく、漏れないことが前提だと思っております。

福島第一原発の3号機では、プルトニウムを通常より多く含んだ燃料(MOX燃料)を使っているそうです。これまでの報道を見る限り、プルトニウムが検出されたという報告はなかったので、まだ燃料そのものは大丈夫なんだろうと思っておりました。

まさか、測定装置を持っていなかったとは・・・

地震や津波で壊れたわけでもなく、整備不良でも点検漏れでもなく、緊急事態で手が回らなかっただけでもなく、測定ミスでもなく、そもそも測定するすべがなかったとは…

私は原子力発電の専門家ではないのでよく知りませんが、そんなに高い装置なのでしょうか。プルサーマル原発に設置してなかったら、いったいどの機関が所有しているのだろうとさえ思います。

緊急時の対処方法を間違えたというのとは全く違って、平常時にすべきことですから、さすがにこれには愕然としました。

中日の落合監督が以前解説者だったときに、
「エラーは仕方ないがボーンヘッドは許さない」
と言っていたのを思い出します。

「やろうとして失敗した」(エラー)と、「やるべきことをやらなかった」(ボーンヘッド)では、確かにとてつもない差があると思います。

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だれかやらないの?

イギリスのメディアのトップニュースは、日本の震災からリビアに移行してきました。
福島の原発に関しては、依然として深刻だけど、いい方向に向かっている、という論調です。

ところで、ドイツのシュピーゲルという新聞のホームページに、日本の放射性物質の飛散予測が掲載されています。
http://www.spiegel.de/images/image-192707-galleryV9-mpcq.gif
あくまで予想ですが、こういう風に飛散するんだ、というイメージはつかめます。

それから、Science誌のScienceInsiderなる欄に、”Radiation Plume Modelers Chafe at Scarcity of Data”(放射性の微粒子の計算モデルに関する研究者がデータの不足にイライラしている)という記事が載っています。
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2011/03/radiation-plume-modelers-chafe.html?ref=hp
放射性物質の飛散状況を予測する計算をしているオーストリアの研究者が、原発からどのくらい放射性物質が漏れ出したかのデータがなくて困っている、という内容で、風などの気まぐれもあって予想は不確定要素が大きいということも書いてあります。

そういえば、日本は地球温暖化に関する大気循環の計算モデルなどで世界的に貢献しているというのをどこかで聞いたことがあるし、天気予報だって発達しているように思うのですが、放射性物質の飛散予測はやってもらえないのでしょうか?はたから見るほど両者に共通点があるわけではないのでしょうか。

不確定要素が大きくて、しかもパニックになるかもしれないという見方もできると思いますが、私はやるべきだと思います。はずれることがあったとしても、予想は必ず役に立つと思うのですが・・・

Scienceが取り上げなかっただけで、実は今急ピッチで進めていると期待したいです。当事国は日本なのに、記事に取り上げられた研究者がオーストリア、記事にしたのがアメリカ、最後にコメントしているのがイタリア、では、ちょっと悲しいです。

ちなみに、以下のページに日本各地の放射線量のデータが載っています。
http://www.rdtn.org/
おそらく、一般の方の計測データも多く含まれていますが、これだけデータがそろうというのは有益じゃないですかね。

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お見舞い申し上げます

何といっていいやら・・・

朝、BBCのニュースで津波の映像を見たときには、ただ訳が分からず呆然としました。

東の方を向いて黙とうをささげるくらいしかできません。

イギリスでも常にトップニュースです。
特に福島の原発。

こんなときなだけに、私も適当なことは書けないので、BBC NewsのWebページにある”Meltdown alert at Japan reactor”の”Q&A”の中で重要そうなものを和訳してみることにします。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12732015
ニュースなどでいろいろ説明がなされているでしょうから、日本にいる方々の方が詳しいとは思いますが、知らない情報が含まれていたり、何かの足しになれば幸いです。

誤訳があったらすみません。

****************
放射性物質のもれはあったのか?

はい。福島県によれば、190人が被ばくしています。アメリカの軍艦the USS Ronald Reaganは、福島原発から161 km離れた場所で低レベルの放射線を検出しました。

どんな種類の放射性物質がもれたのか?

セシウムとヨウ素の放射性同位体が原子炉の近辺で検出されたとの報告があります。専門家は窒素およびアルゴンの放射性同位体も漏れたと見るのが自然だろうと言っています。ウランやプルトニウムが漏れたという証拠はありません。

どのようにして放射性物質がもれたのか?

冷却システムに問題があり、原子炉のオーバーヒートを引き起こしています。蒸気が作られて原子炉内の圧力が上がり、ごく微量の蒸気が計画的に放出されました。専門家によれば、蒸気中のセシウムやヨウ素 - 核分裂の副生物 - の存在は、燃料棒の金属ケースが溶けたか壊れたことを示唆している。しかし、ウラン燃料自体は融点が極めて高いので、溶けたり蒸発したりする可能性はより低い。

放射性物質が他の理由でもれる可能性はあるのか?

海水を3つの原子炉にいれてきた。この水は原子炉を通ることによって汚染されるだろう。しかし、それが環境に放出されたかどうかは今のところ良く分からない。

どのくらいの期間汚染が続くのか?

放射性のヨウ素はかなり早く減衰する。ほとんどは一カ月以内に消えるだろう。放射性のセシウムは体内で長くとどまらない。ほとんどは一年以内になくなる。しかし、それは自然環境中では長くのこり、長年にわたって問題となり続けることがありうる。

メルトダウンはあったのか?

「メルトダウン」という用語はいろんな意味で使われる。上記のように、放射性のセシウムやヨウ素の検出されたとの報告は、原子炉のウラン燃料を納めている金属ケースが溶けていることを示している(燃料棒メルトダウン)。しかし、ウラン燃料そのものが溶けたことを示唆するものはない。まして、チャイナシンドローム(燃料が溶け、原子炉の底にたまり、連鎖反応が再び起きて全てを溶かしてしまい、地中深くに入って行ってしまう)を示唆するものはない。深刻なメルトダウンになりそうになっても、日本の原子炉はチャイナシンドロームがおこらないようにすることができるはずである。レポートによれば、外部容器の中で原子炉の下の位置に、融解した燃料を捕らえて分散させるように設計されたコンクリートのたらいがある。

チェルノブイリのような悲劇は起こりうるのか?

専門家はその可能性は極めて低いと言っている。福島の全ての原子炉では連鎖反応は止まっている。爆発は金属とコンクリートでできた格納容器の外側で起きており、格納容器は明らかにしっかりとしている。チェルノブイリでは、爆発で原子炉の中心部を空気中に放出してしまい、何日も火が燃えて放射性物質が大気中にばらまかれてしまった。福島では、爆発は原子炉からでた水素と酸素によって引き起こされ、格納容器をかくまっていた天井や壁のみを破壊した。

核爆発は起こるのか?

いいえ、核爆弾と原子炉は別物です。
*******************


この辺で終わります。

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当たり前のことは当たり前にできない

サッカーのコーナーキックで、特にNHKの実況が

「曲げてきたー」

って叫びますけどね。

曲げてこない方が余程珍しいと思うのですが…

もし、真っすぐのコーナーキックがあったら、ぜひ

「曲げてこなーい」

と、叫んでほしいと思いつつ、本題です。


今日は前回の続きで、「原発がどんなものかしってほしい」について述べたいと思います。非常に長い文ですが、その中から一部だけ、「定期点検工事も素人が」(http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/page6.html)を引用します。

******************************
そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が自分の仕事が暇な冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう経験のない人が、怖さを全く知らないで作業をするわけです。

 例えば、ボルトをネジで締める作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、作業する現場は放射線管理区域ですから、放射能がいっぱいあって最悪な所です。作業現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、現場は場所によって放射線の量が違いますから、作業の出来る時間が違います。分刻みです。

 現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まるわけですが、その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ-ムメーターが鳴るようにしてある。だから、「アラームメーターが鳴ったら現場から出なさいよ」と指示します。でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。そうやって、現場に行きます。

 そこでは、ボルトをネジで締めながら、もう10分は過ぎたかな、15分は過ぎたかなと、頭はそっちの方にばかり行きます。アラームメーターが鳴るのが怖いですから。アラームメーターというのはビーッととんでもない音がしますので、初めての人はその音が鳴ると、顔から血の気が引くくらい怖いものです。これは経験した者でないと分かりません。ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚もいっぺんに写したくらいの放射線の量に当たります。ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、どうしてもいい加滅になってしまうのです。すると、どうなりますか。
**********************************

いわゆる「対角締め」の話です。二枚の板を何本かのボルトでつなぐとき、締めるボルトの順番が決まっているんです(http://www.jikuryoku.net/tejyun.htmlのページの下の方を参照)。片側だけが強く締まってしまう、いわゆる「片締め」にならないように、徐々にトルク(分からない方は「=力」だと思ってもここでは差し支えないかと思います)を上げながら、対角にネジを締めていくんです。私は仕事で真空装置を扱ってますので、真空装置を組み上げる際には数日かけてこれをやり続けることもあります。こんな地味な事例を出してくるところが、さすが現場の人だなあと察せられます。

これを読んでの感想は、おそらく2パターンにわかれると思います。

A: 適当に一個ずつ締めていけばいいわけじゃないんだ。そりゃ面倒臭いわ。これを放射線の多い所で時間に追われながらやるなんて、そりゃ厳しいよ。

B: 結局のところネジ閉めれば良いだけでしょ。順番だって簡単に覚えられるし。これが出来ないってのは、相当作業者が低能か、現場監督の教え方が悪いんだろう。

私は断然A派です。そりゃ、「ネジを締める順番を答えよ」ってペーパーテストでもすれば、ほとんどの人が正解すると思いますよ。でも、頭上の作業というだけでもややもするとわけ判らなくなるだろうし、場所によってはレンチが別の場所に引っかかっちゃうこともあるし。狭い場所にやっと入っての作業もあるかもしれないし。これを放射線管理区域で時間に追われながらやるとなると、それは大変だろうなあと思います。作業の重要性に対する認識とか、ちょっとした精神的な余裕とかのためにも、経験は重要だと思います。現場から遠いところにいる偉い方々には是非A派であっていただきたいものです。

さて、本文に対する反論(http://user33.at.infoseek.co.jp/)を以下に引用します。

まずは作業現場の放射線量に関する部分

***********************************
「その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ-ムメーターが鳴るようにしてある。」
 これは微妙に違います。

 アラームメーターは時間ではなく、被曝する放射線量を設定します。

 従って、「20分経つと鳴る」のではなく、「規定の線量被曝すると鳴る」というのが正しいです。従って、現場の状況によっては30分居られる場合もあれば、15分で鳴る場合もあります。

 ありますが。

 これほどの被曝をする可能性のある仕事はかなり限定されます。

 私の知る限り、これほど時間制限を要する作業は、所内で使用済核燃料と原子炉本体の次に放射能の強い、「原子炉再循環ポンプ」の分解点検で「ポンプのインペラを手入れする場合」だけです。

 あ、あと場合によっては廃棄物処理系の濃縮廃液タンク廻りの作業も注意が必要かも知れません。(こちらは実際に作業に立ち会った事が無いので実情をよく知りません)

 基本的に、他の作業では普通一日作業してもアラームが鳴ることはありませんし、鳴らないで済むように線量管理・作業管理を行います。

 というわけで、この話も確かにあるにはありますが、かなり特例についての話と言えるでしょう。
***********************************

次に、対角締めに関する部分

***********************************
「ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、どうしてもいい加滅になってしまうのです。」
 さてこれも問題です。
 
 重要な機器のボルト締めはトルク管理がされています。つまり「何キロの力でボルトを締め付けました」という事を管理しているのです。

 これはトルクレンチを使って測定し、間違いなく閉まっている事を電力会社の監理員が立会い確認します。実際今日(2002/01/29現在)、ケーブル端子の締め付けトルクを私ともう一名で確認してきました。

 そして、締め付けが完了したボルトにはアイマークと呼ばれるマーキングをします。ボルトと台座にかけてマジックで線をひいて「規定の力でここまで締め付けました」という印を付けるんです。

 ですから適当にただ締め付けるだけという事は無いはずです。このマークを付けた上で検査時にボルトが廻るようだとやり直しになりますから、作業時には一発で合格できるようキッチリ締めていると思います。

  また、これも考えれば解ると思いますが、締め付けをキチンとやらなくて適当にしてしまって後で水が漏れたらアウトです。

 立会い検査で水が漏れた日には作業員も監督も真っ青になります。場合によっては次回以降の仕事が廻ってくるかも怪しくなります。

 だから、ちゃんと管理基準通りに締め付けて、漏れが無いように検査前に何度もチェックするんです。

 というわけで、ボルトの締め付けをいい加減に行うと言う事は、少なくとも現在の管理の中では無いと思います。
*************************************

放射線量の多いところが極めて限定的なのであれば、例えば「ほとんどの場所では放射線量が少ないので、短期の労働者を雇って作業してもらっています。しかし、ごく一部の放射線量の多い区域では、その重要性と危険性の高さのため、経験△年以上の電力会社の正社員が責任をもって作業にあたっており、短期労働者には立ち入らせません」のような答えを期待したくなるのですが…。ここで引用した以外の部分を読んでも、そうは読み取れませんでした。

それと、トルクレンチを使って後から確認作業をする場合には、そのネジが規定のトルク以上で締められていることは分かると思いますが、全てのネジが均等に締められているかまでは分からないと思うのですが。

それから、「水が漏れたらアウトです」の箇所は今ひとつ納得がいきません。「水が漏れないようにちゃんとチェックしているのか?」の問に、「水が漏れたら大変だから厳重にチェックしているに決まっているでしょう」と答えているようにしか思えません。

他の人のご意見にケチをつけるようなことは本意ではないのですが、これらを書かないことにはこちらの言いたいことが説明できないもので。

「言われなくても放射線量の多い区域はベテランがやっているし、お前が知らないだけであとからでもネジが均等に締められていることくらい解るんだ、バーカ」って話なら、少しホッとするんですけどね。

追記:レイニー様という方から大量の貴重なコメントをいただきました。ぜひコメント欄を御覧ください。

非常に長くなってしまいましたが、
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プロフィール

バラッくま

Author:バラッくま
色々あったのち東京深川在住の科学技術系の研究者。
クマに似ている。最近はカピバラにも似ている。
専門: 量子エレクトロニクスなど。
休みのときは、(有休を取ってまでして)落語、スキューバダイビング、スポーツ観戦(相撲など。両国が近いのでうれしい。)、音楽鑑賞などを少しずつ。

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